【MIC導入事例】企業にも、働く人にも価値がある。Win-Winを実現する職場づくり

「関わるすべての人に、安心と満足を届けること」を大切にしながら、コンサルティング、中古車販売・買取、車検・整備、保険代理店事業など、自動車に関わる幅広いサービスを展開している株式会社MIC(以下、MIC)。
障害者雇用支援サービスサポート付きサテライトオフィスINCLU(以下、INCLU)活用事例を伺いました。(取材日:2026年8月)

▼インタビューを受けてくださった方
株式会社MIC 管理本部 取締役 管理本部 本部長兼総務部部長 射手園 芽里氏
(写真右から2番目)
株式会社MIC 管理本部 総務部 総務課 ユニットリーダー 須藤 修司氏 
(写真左から1番目)
株式会社MIC 管理本部 総務部 次長兼CHO 斉藤 幹氏
(写真右から1番目)
株式会社MIC 管理本部 総務部 次長兼情報システム責任者 木村 真二氏
(写真左から2番目)

従業員数業種
720名(2026年1月時点)コンサルティングその他

INCLU導入前の悩み
・法定雇用率の達成だけでなく、働く障害者と会社の双方に価値のある障害者雇用を実現したかった
・属人的な対応に頼らず、障害者を安心して受け入れ・支援できる体制づくりが課題だった 
・障害者が長期的に活躍し続けられる定着支援の強化が課題だった
INCLU導入後の効果
・障害の有無に関係なく、一人ひとりが役割を持って働ける環境づくりにつながった
・属人的だった受け入れ対応を、専門的な支援を得ながら安心して進められる体制にできた
・継続的な支援により、長期的に安定して活躍できる雇用体制を構築できた

属人的な対応から、誰もが活躍できる障害者雇用へ

―――INCLU導入前は、どのように障害者雇用を進めていたのでしょうか。

斉藤氏

当時は数名の障害者を雇用し、各店舗や部署で受け入れながら、少しずつ障害者雇用を進めていました。店舗では洗車や清掃、本社ではコールセンターや事務業務などを担っていました。

しかし、障害者雇用に関する十分なノウハウがあったわけではなく、配慮の仕方や日々のフォローについて、受け入れる現場ごとに試行錯誤しながら対応している状況でした。そのため、対応が属人的になりやすいことが課題でした。

また、定着面でも悩んでいました。

―――定着面ではどのようなことに悩んでいたのですか?

斉藤氏

コールセンターの部署で働く障害者は、比較的安定して勤務を続けていただいていましたが 、事務部門で働く障害者は、短期間で退職に至るケースもありました。
当初は安定して勤務されていても、体調の変化などにより、継続的な出勤が難しくなることもあります。
その経験から、障害者にとって無理のない働き方とは何か、そして会社としてどのような職場環境や仕組みを整えられるのかを考えるようになりました。

雇用率達成だけでなく、働く障害者が安心して力を発揮し、事業を支える存在として活躍できる障害者雇用を目指して、情報収集を進めていました。

―――そこで、障害者雇用支援サービスの活用を検討されたのですね。

斉藤氏

情報収集していく中で、障害者雇用支援サービスの存在を知りました。
農園型、サテライトオフィス型の障害者雇用支援サービスなども含め、複数を比較・検討しました。

その中で当社として大切にしていたのは、雇用のカタチだけを先に決めるのではなく、一人ひとりの特性やご経験と、担ってもらいたい業務を照らし合わせながら、障害者にとっても会社にとっても納得感のある雇用のカタチを見つけていきたいという点でした。
その点、事務作業や入力業務など、担ってもらいたい業務をお願いしながら専門的なサポートを受けられるINCLUは、継続的な雇用ができる仕組みだと感じました。

また、ご提案いただいたINCLU(みなとみらい第2センター)が本社から訪問しやすい距離にあるのも決め手のひとつでした。

―――INCLU導入後はいかがでしたか。

須藤氏

以前は、障害者雇用のノウハウがない中で、日々のフォローや体調面への配慮を考えなければならず、対応に迷う場面がありました。
しかし、今はスタートラインの専門的なサポートを受けながら進められるため、少しずつノウハウも増えていると同時にとても心強く感じています。

―――ありがとうございます。どのようなことで、心強いと感じてもらえたのでしょうか?

須藤氏

導入前に考えていた、働く障害者が安心して力を発揮し、事業を支える存在として活躍できる障害者雇用をカタチにできたことです。
現在活躍している方には、自動車情報サイトの価格変更業務や契約書管理業務など、当社の業務を支える仕事を担ってもらっています。

最初は比較的取り組みやすい業務からスタートしましたが、ご本人の適性や習熟度を見ながら、少しずつ任せられる業務の幅が広がってきました。
できることが増えていく姿を見ると、本当にうれしいですし、以前より責任感も増しているように感じています。
今では、日々の業務を一緒に支えてくれる大切なメンバーとして、欠かせない存在になっています。

―――INCLUを利用したことにより、障害者雇用の考え方の変化はありますか?

斉藤氏

障害の有無だけで判断するのではなく、その方の特性やご経験を踏まえながら、当社でどのような業務を担ってもらうかを丁寧に考えるようになりました。

障害者雇用のために新たに業務をつくるというよりも、日々の業務の中から、その方の特性やご経験を活かせる役割を一緒に見つけていきたいです。
障害者にとっても「自分の仕事が役に立っている」と感じられ、会社にとっても支えられている実感がある。 そのような関係構築を大切にしていきたいです。

須藤氏

一人ひとりの状態や得意なことを見極めながら、日々の業務の中で無理なく担ってもらえる役割を考え、障害者雇用を進めていき、 会社とのつながりを感じながら、働き続けられる関係構築を大切にしていきたいと考えるようになりました。

一人ひとりが安心して力を発揮できる障害者雇用へ

―――今後の障害者雇用の展望について教えてください。

斉藤氏

障害者雇用を特別な取り組みとして切り分けるのではなく、会社の中で自然に続いていく仕組みとして育てていきたいと考えています。
働く障害者が安心して長く働けるように、受け入れる側も無理なく支え続けられる。そのようなカタチであれば、安心して長く関わり合える関係をつくっていけるのではないかと思います。
たとえば工場のように、作業内容が細かく分かれていて複数人で同じ業務を担える環境では、急な休みがあっても他のメンバーで補いやすく、安定して業務を続ける仕組みをつくりやすい面がありますが、当社はコンサルティング営業や店舗運営が中心で、お客様への対応や柔軟な判断が求められる業務も多くあります。

だからこそ、どのような業務であれば安心して担ってもらえるのか、どのような支援があれば続けられるのかを、丁寧に考えていく必要があると感じています。
働く障害者がご自身の力を発揮し、会社としても業務を支えてもらえる。双方にとって無理がなく、Win-Winの関係をつくっていくことが、これからの障害者雇用において大切だと考えています。

須藤氏

INCLUで勤務されている方にも、業務を担ってもらうだけではなく、会社の一員としてつながりを感じてもらえる関わり方を大切にしていきたいと考えています。
拠点が離れていると、本社の雰囲気や会社の動きが伝わりにくいこともあります。だからこそ、当社が大切にしている考え方や、目指している姿を少しずつ共有し、同じ仲間として関わっていることを伝えていきたいです。
そのため、チャットやメールだけで済ませるのではなく、できる限り直接会って顔を合わせながら、コミュニケーションを重ねるようにしています。

障害者雇用に限らず、多くの従業員と接していると、仕事にやりがいを求める方もいれば、日々の業務を無理なく続けながら、プライベートの時間も大切にしたいと考える方もいることがわかりました。
大切なのは、働き方や価値観を一つの物差しで決めつけないことだと思っています。一人ひとりの思いを尊重しながら、その方にとって安心できる働き方を一緒に考えていく。
その積み重ねが、働く方にとっても会社にとっても、長く安心して続けられる環境につながると考えています。

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障害者雇用支援サービスサポート付きサテライトオフィスINCLU

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担当:インサイドセールス 吉村(TEL:050-5527-8581)

この記事を書いた人

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株式会社スタートライン 吉田

企業の障害者雇用支援や障害者の就職・転職支援、特例子会社人事、障害者雇用の業務開発・マネジメント・農福連携などを経験。現在はスタートラインにて、障害者雇用のコンテンツ制作やセミナー講師などに従事。これまで500社、5000名以上の障害者雇用に携わる。