【住商メタルワン鋼管管理者インタビュー】一人で抱え込まない支援──メンバーの想いに寄り添い形にしていく

住商メタルワン鋼管株式会社(以下、住商メタルワン鋼管)は、国内最大の鋼管専門商社として、鋼管・配管機材などの加工・販売を手がけ、自動車、プラント・エネルギー、造船、建設機械・産業機械、土木・建築・設備など幅広い領域のものづくりを支えています。

2025年8月にロースタリー型障害者雇用支援サービス BYSN(以下、BYSN)の利用を開始してから約8ヶ月。今回は、BYSNで働くメンバーのサポートをする管理者のW氏に、日々の関わり方や支援で大切にしていること、そして今後の展望についてお話を伺いました。

 

過去の人生で悩んだ経験を仕事に活かしたい

―――――住商メタルワン鋼管で働く前のお仕事を教えてください。

W氏

前職は、障がい者が働く農園のサポートをするお仕事をしていました。
私自身、過去の人生で悩んだ経験があったので、その経験を活かしたいと考え、働いていましたが、家庭の事情で引っ越さなければならなくなってしまいました。

――――引っ越しを機に転職を考えていたのですか?

W氏

はい。ただ、障がい者のサポートをするお仕事には、やりがいがあったので、次も同じようなお仕事に就きたいと求人サイトをみていて、住商メタルワン鋼管のBYSNを知りました。
BYSNは、農園とは違うカタチで、コーヒー焙煎を通じて、障がい者のサポートをするお仕事である点が魅力的でした。

そして、住商メタルワン鋼管のBYSN面接を受けたところ、ご縁があって内定をもらいました。

――――おめでとうございます!前職とのギャップはありましたか?

W氏

ありました。
前職ではサポートをする障がい者は数名でしたが、今は6名のサポートをしています。

サポートをする人数も増え、悩みや価値観も様々なので、より一人ひとりと真剣に向き合う必要があるなと感じました。

メンバーの様子やコンディションに合わせた「ほどよい接し方」を意識

――――メンバーとのコミュニケーションで、意識していることはありますか?

W氏

メンバーへの言葉遣いや接し方には、特に気をつけています。
ちょっとした言葉や表情、機嫌によってメンバーを振り回してしまわないよう、できるだけ落ち着いて、にこやかに接することを心がけています。
また、元気がなさそうなメンバーには無理に明るく声をかけすぎないようにし、逆に元気そうなメンバーには自然に明るく接するようにしています。

その日の様子やコンディションに合わせて、「ほどよい接し方」を大切にしています。

――――「ほどよい接し方」という表現は素敵ですね。

W氏

自分がもし逆の立場だったら、どのような声がけをされたら嬉しいか、どのような接し方なら安心できるか、ということは日々考えています。

メンバーの体調や気分によって、同じ言葉でも受け取り方が変わることがあると思うので、その日の様子やコンディションを見ながら、少しずつ接し方を調整するようにしています。

――――「ほどよい接し方」は、自発的に意識するようになったのですか?

W氏

過去の経験がきっかけです。
以前、仕事中に自分の疲れが表情に出てしまったことがあって、それを見たメンバーが不安そうにしていたことがありました。

その時に、管理者のちょっとした表情や様子ひとつで、相手を不安にさせてしまうことがあるのだと実感しました。だからこそ今は、そうしたことがないように意識して接するようにしています。

――――そのような日々の仕事の中で、やりがいを感じるのはどのような時ですか?

W氏

最初は少し距離があったメンバーが、だんだんと相談してくれたり、こちらから話しかけなくても声をかけてくれたりすると、信頼してもらえているのかなと感じて嬉しくなります。

また、最初の頃はなかなか伝わらなかったことが、丁寧に関わっていく中で少しずつ伝わるようになり、それがメンバーの成長につながっていると感じられた時にも、やりがいを感じます。

一人で抱え込まないからこそ、メンバーに丁寧に向き合える

――――大変なことがあった時は、どのように対応されているのでしょうか。

W氏

一人で抱え込まないようにしています。難しいことがあれば、人事にも相談しますし、スタートラインのスタッフにもすぐ相談できる環境があります。

自分だけで考えていると、どうしても視野が狭くなってしまったり、「こうしてほしい」という思いが強くなりすぎてしまったりすることがあるので、他の人の視点をもらうことが大切だと感じています。

――――スタートラインのスタッフが常駐していることについては、どう感じていますか。 

W氏

本当に助かっています。近くに相談できる人がいることで、何かあってもすぐに考え方を整理できますし、「その人の背景には何があるのだろう」と視点を広げるきっかけにもなります。

一人で抱え込まずに済むので、その分メンバーにも丁寧に向き合えると思っています。

メンバーの「やってみたい」を、これからも形にしていきたい

――――今後の展望について教えてください。 

W氏

本当にやりがいのある素晴らしい会社に入らせていただけたと思っているので、できれば定年まで働き続けたいと思っていますし、今いる皆さんとも長く一緒に働いていけたら嬉しいです。

――――成果物や今後の取り組みについては、どのように考えていますか。

W氏

消臭剤のような成果物についても、私自身が何かを決めるというより、まずは皆さんの「やってみたい」という思いを丁寧に拾い上げたいと思っています。

そのうえで、社内の方々にも相談しながら、できるだけ形にしていけたらと思っています。メンバーの思いを形にする、その橋渡し役でありたいです。

・障害者の表記について
当社では、以下の理由より常用漢字表記を使用しておりますが、ご利用企業様のご意向により発言箇所は「障がい者」と表記としております。
≪障害者の表記について≫https://start-line.jp/shougai/

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珈琲の焙煎業務を行う障害者雇用支援サービス
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担当:インサイドセールス 田代
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この記事を書いた人

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株式会社スタートライン 吉田

企業の障害者雇用支援や障害者の就職・転職支援、特例子会社人事、障害者雇用の業務開発・マネジメント・農福連携などを経験。現在はスタートラインにて、障害者雇用のコンテンツ制作やセミナー講師などに従事。これまで500社、5000名以上の障害者雇用に携わる。