【ミツワ電機導入事例】経営理念とIBUKIの想いが重なり“新しい価値の創造”へ

創業110年以上、「縁」という言葉を大切に、お客様、メーカー様、人と人とのつながりに感謝しながら日々の業務に取り組んでおり、数多くのメーカーから電設資材、住宅設備機器を仕入れ、お客さまのニーズに合うよう商品の提案、販売を行っているミツワ電機株式会社。(以下、ミツワ電機)。
経営理念で掲げている”新しい価値の創造”をふまえた屋内農園型障害者雇用支援サービス IBUKI(以下、IBUKI)活用事例を伺いました。(取材日:2023月3月)

▼インタビューを受けてくださった方
ミツワ電機株式会社 人事部 部長 福島 雅彦氏

従業員数業種
904名(2023年1月)商社

IBUKI導入前の悩み
・事務職や社内福利厚生担当者(あん摩マッサージ師)など様々な雇用をしたが、職域開拓に限界を感じていた
・法定雇用率の引き上げに対応が追い付いていなかった
IBUKI導入後の効果
・軽易な事務作業のみを無理に切り離すが故に、結果的に非効率な作業に繋がってしまう
ことがなくなった
・スタートラインスタッフの常駐サポートがあり、日常のフォローに関する不安解決に繋がった
・IBUKIを通じて、経営理念に掲げている“社会に対して新しい価値を創造すること”ができている
・手厚いサポートで採用から定着まで障害者雇用のノウハウを少しずつ蓄積できている

事務職やあん摩マッサージ師など様々な雇用を経験した結果、IBUKI導入へ至る

―――IBUKI導入前の障害者雇用のご状況を教えてください。

福島氏

ハローワークや特別支援学校などから採用し、主に事務職やあん摩マッサージ師などの仕事で雇用していました。

―――本社ビルにマッサージ施設をつくって雇用されていたのですか?

福島氏

はい。視覚障害のある方を2名雇用して専用の部屋を用意し、社員向けの福利厚生としてマッサージ業務を担ってもらっていました。

利用していた社員からは好評だったのですが、想定以上に利用される社員が一部に偏る事象が起こったことに加えて、ご退職されたことも重なり、別の方法で障害者を雇用することにしました。

―――様々な障害者雇用の取り組みをされていたのですね。そんな中でIBUKI利用のきっかけは何だったのでしょうか?

福島氏

インターネットやハローワークなどで障害者雇用の情報収集をしていたのですが、経営幹部から農園型雇用も検討してみたらどうかという話が出ました。

法定雇用率も引き上げとなる中で、新しい障害者雇用の取り組みを模索していたので、IBUKIを知った時“まさにこれだ”と思いましたね。

―――ありがとうございます。なぜ“まさにこれだ”と思ったのでしょうか?

福島氏

経営理念に「社会に対して新しい価値を創造することこそ、当社の責任であり使命」とあります。既存業務に捉われないIBUKIはまさに社会に対して新しい価値を創造していると感じました。

また、屋内であれば天候の影響を受けづらく、長く安心して働いてもらえる点も魅力的でした。その結果、社内からはポジティブな意見が多く、スムーズに社内承認も得られて利用が決定しました。

手厚いサポートでスムーズな採用とノウハウ習得を実現

―――障害のある方の採用はどうでしたか?

福島氏

当初はどのような方が採用できるか不安な部分もあったのですが、スタートラインの手厚いサポートのおかげでスムーズに良い人材を採用することができました。

面接の対応方法や進め方、その他専門的な視点でのアドバイスをたくさん頂けて本当に心強かったです。その結果、障害者採用のノウハウも少しずつ習得できたように思います。

―――管理者の採用はいかがでしたでしょうか?

福島氏

マネジメント経験の有無を軸に採用活動していたのですが、こちらもスタートラインの採用サポートを頂きながら、熱心に取り組んでいただける方を採用できて満足しています。

様々な縁とタイミングで巡り合った方々なので、本当にご縁とは不思議なものだと思います。

―――成果物はどのように活用されているのですか?

福島氏

当初ハーブティーを製作し社内で配布する予定でいましたが、新型コロナウイルスの環境下で難しくなってしまいました。

新型コロナウイルスも落ち着いてきたので、今後は社内への配布や観葉植物など様々な活用方法も検討して取り組んでいきたいと考えています。

さらに積極的な障害者雇用のために、新たなファームを開設

―――昨年、新しく柏ファームをご利用いただくことになりましたが、その背景を教えていただけますか?

福島氏

これまで利用していたIBUKI戸田ファームに加え、昨年から柏ファームの利用も始めました。

正式にはグループ会社のミューハウスエンジニアリング株式会社での利用ですが、法定雇用率の引き上げは、グループ全体でさらに積極的に障害者雇用に取り組む好機と判断しました。

―――他の雇用方法もある中で、なぜIBUKIの拡張だったのでしょうか?

福島氏

2019年からIBUKIを利用していますが、社員から「やりがいがある」「働くのが楽しい」という声が多く上がっていたからです。

勿論、この背景には日々のスタートラインのきめ細かく手厚いサポートがあることは言うまでもありません。

当社は一人ひとりの社員を大切にする社風で、当然IBUKIで働く社員も大切な社員です。物理的に場所が離れている状況でも、日々の細やかな報告があることで社員の様子を把握できるためとても感謝しております。

―――最後に今後について教えてください。

福島氏

経営理念でもある“新しい価値の創造”という意味で、障害者雇用にも積極的に取り組み、社員一人一人にとって働きがいのある職場となるようにしていきたいと考えています。

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企業事例③

屋内農園型雇用支援サービス実績No1~障害者雇用で新たな価値を創造する

屋内農園型障害者雇用支援サービス IBUKI

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担当:インサイドセールス 田代(TEL:050-5527-8581)

この記事を書いた人

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株式会社スタートライン 吉田

企業の障害者雇用支援や障害者の就職・転職支援、特例子会社人事、障害者雇用の業務開発・マネジメント・農福連携などを経験。現在はスタートラインにて、障害者雇用のコンテンツ制作やセミナー講師などに従事。これまで300社、3000名以上の障害者雇用に携わる。