第2回公認心理師試験において弊社社員4名合格のお知らせ

障がい者雇用支援コンサルティングを行う株式会社スタートライン(本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、一般財団法人日本心理研修センター主催の第2回公認心理師試験(受験日:2019年8月4日)において、弊社社員が4名合格いたしましたので、お知らせいたします。

■公認心理師とは

公認心理師とは、平成29年9月9日に公認心理師法が成立し、平成29年9月15日に施行された、わが国初の心理職の国家資格です。当資格を取得した者は、公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保険医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいいます。

  1. 心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析

  2. 心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助

  3. 心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助

  4. 心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

 

■弊社の支援技術

弊社は、「関わるすべての人に働く喜びを」の理念のもと、障がい者の働き方の選択肢を増やすべく、サテライトオフィスサービスや屋内農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI」を提供しており、現在では約130社の企業と約900名の障がい者の方々にご利用いただいております(2019年9月25日現在)。サテライトオフィスサービスにおける定着率(1年)は81.1%、屋内農園型障がい者雇用支援サービス「IBUKI」における定着率(1年)は95.7%と、高い定着実績を誇っております。

この高い定着実績を裏付けしているのは、応用行動分析学ベース支援による「テクニカルなサポート」、独自開発の「オンラインサポートシステム」による支援が挙げられます。その中でも応用行動分析学ベース支援による「テクニカルなサポート」については、弊社社員は入社後、新卒社員は6ヶ月、中途社員は3ヶ月間の研修を実施しております。応用行動分析学とは、人の気持ちや行動の原因を、周囲の環境との関係に見出す学問で、教育やスポーツ、企業コンサルティング、リハビリ等に幅広く活用され、中でも自閉症児や発達障がい患者の問題行動の改善に効果を発揮すると言われております。

弊社では、応用行動分析学をベースとした支援より「行動」に対して的確にアプローチを実施。「障がい」を主観では捉えず、客観的に分析し適切な支援を行うことによりあらゆる障がい者の方の長期就業と活躍をサポートしております。また「心」のサポートにおいては、ACT(Acceptance&Comittment Therapy)を実施しており、障がい者ひとりひとりにとって様々な、職業生活における大切な指針(価値)と、価値に向かう行動(ゴール)を設定し、それぞれの価値に基づいた行動を促進することで、障がい者の安定就業と成長をサポートして参りました。

■資格取得制度利用による受験

今回は、弊社資格取得制度を利用し、第2回公認心理師試験の受験を希望した社員において4名が合格いたしました。当資格取得を通じて、更なる障がい者雇用支援技術のブラッシュアップを図り、障がい者が安心して長く活躍できる支援をこれからも実施して参ります。

≪本リリースのお知らせ≫

株式会社スタートライン 経営企画部 広報チーム

TEL:050-5893-8926   Email:publicrelations@start-line.jp