IBUKIで丁寧に栽培したハーブをカレーに!「スープ仕立てのハーブキーマカレー」が誕生


はじめに

スタートラインは2017年から、屋内農園型障害者雇用支援サービスIBUKI(以下、IBUKI)を運営しています。

>屋内農園型障害者雇用支援サービスIBUKIとは?
IBUKIは天候の影響を受けにくい屋内型農園を活用した、障害者雇用の仕組みをワンストップで提供するサービスです。
企業に雇用された障害者は、ハーブや葉物野菜、エディブルフラワー等の栽培装置が設置された執務スペースで、栽培品種の選定や育成に従事します。栽培した作物は、企業ごとの用途に合わせてハーブティーなどに二次加工をおこない、営業活動や採用活動のノベルティや福利厚生として社員に振舞われたりして活用されます。
IBUKIの施設には、障害者雇用支援の専門的な知識を有した当社社員が常駐しており、安心して働ける環境が整っています。

>IBUKIの仕組み図

>サービス詳細はこちらから⇒屋内農園型障害者雇用支援サービス IBUKI(イブキ) | 株式会社スタートライン (start-line.jp)

2024年から、より幅広いシチュエーションでハーブをお楽しみいただける新たな二次加工品として、ハーブの知見が豊富でレトルトカレーの開発を得意とする「株式会社ゆっくりおいしいねむたいな」にご協力いただき、「スープ仕立てのハーブキーマカレー」の製造がスタートしました。IBUKIをご利用の企業様にてスイートバジル、スペアミント、ペパーミントを栽培・乾燥加工いただき、スタートラインよりそれらを製造工場に納品し、レトルトカレーを製造します。

このページでは

・「スープ仕立てのハーブキーマカレー」の特徴
・IBUKIの成果物が社内のどのような場所/場面で活用されているか

上記がわかります。  

「スープ仕立てのハーブキーマカレー」の特徴

「スープ仕立てのハーブキーマカレー」は、3種のハーブの香り、鶏ひき肉の旨みが広がるサラリとしたやさしい口あたりが特徴のレトルトカレーです。

●3種のハーブとオリジナルブレンドのスパイス
スイートバジル、スペアミント、ペパーミントを使用し、ハーブの香りが野菜と肉の美味しさを引き立てます。また、ハーブに合うスパイスをオリジナルでブレンドし、食欲をそそる香りに仕上げました。スパイスとハーブの香りのバランスにこだわったレトルトカレーです。

●こだわりの原材料
「スープ仕立てのハーブキーマカレー」は、国産鶏ひき肉使用、香料・着色料不使用です。食塩にもこだわり、長崎県五島列島産を使用することで全体の味と旨みを整えています。

●やさしい口当たりで食べやすい
1食(160g)あたり85kcalで、スープ仕立てのため、ご飯やパンなどの主食だけではなく、スープとしてもお召し上がりいただけます。また、幅広い年齢の方にお召し上がりいただけるよう、具材は食べやすい大きさにカットし、辛さは甘口と中辛の中間程度に仕上げています。

なぜ「スープ仕立てのハーブキーマカレー」ができたのか

IBUKIでは、ハーブや葉物野菜などの栽培だけではなく、栽培したものをより良くご活用いただけるよう、利用企業様ごとの用途に合わせて二次加工を行っています。ハーブティーは、IBUKIの運営がスタートした当初から勤務中のリフレッシュタイムや、自社ノベルティとしてご活用いただいており、手軽にハーブを楽しめるアイテムとして浸透しています。

IBUKIの運営スタートから8年目を迎え、今後さらに多くの方にIBUKIのハーブをご活用いただけるよう、ハーブの新たな活用方法を検討し、普段の生活でハーブを取り入れることが少ない方々にも楽しんでいただけるレトルトカレーの開発に取り組みました。さらに、ハーブの知見が豊富でレトルトカレーの開発を得意とする「株式会社ゆっくりおいしいねむたいな」にご協力いただき、「スープ仕立てのハーブキーマカレー」が完成いたしました。

株式会社ゆっくりおいしいねむたいなhttps://slowlyyummysleepy.jp/
「食時間」に関わる空間・食・ストーリーをデザインする会社。「楽しく、美味しく、心安らぐやさしいコミュニケーションで豊かな食時間を作り、商品やサービスを通して、私たちの生活を心地良く変化させていくこと」を目標に、飲食店のブランディング、コンサルティングをはじめ、メニュー開発、商品開発、パッケージデザイン制作などに取り組まれ、美味しいだけではない、やさしく、心から豊かになる食時間を提供します。

開発チームの想い―――サービス推進ユニット サービス開発チーム 櫛田
IBUKIの利用企業様から「ハーブにあまりなじみのない方でも召し上がりやすいものであれば、もっと多くの方に手に取ってもらえるのでは」というご意見をいただいたことが開発のきっかけでした。カレーであれば、ハーブの個性が主張しすぎることなく、自然に楽しんでいただけるのではないかと思い、ハーブのブレンドにもこだわりながら開発をしました。

障害のある方が丁寧に心を込めて栽培したハーブを、より多くの方に美味しく楽しんでいただきたいと思い、試行錯誤してたどり着いたのが、このスープ仕立てのハーブキーマカレーです。自信を持ってお届けできる味に仕上がったので、ハーブにあまり馴染みのない方にも一度召し上がっていただきたいです。

「スープ仕立てのハーブキーマカレー」のこだわり

「スープ仕立てのハーブキーマカレー」の最大の特徴は、3種のハーブを使用していることです。IBUKIでは様々なハーブや葉物野菜が栽培可能ですが、その中からスイートバジル、スペアミント、ペパーミントの3種を選定しました。

バジルやミントは、タイ料理やインド料理にも使われるハーブです。カレーのアクセントとして利用されることもあり、スパイスとの相性も良く、爽やかな香りが肉の美味しさも引き立てます。

スイートバジルは、スパイスの香りと馴染みがよく、食欲をそそる香りです。ペパーミントは、キリッとした香りが特徴でカレーのアクセントとなります。スペアミントは、スイートバジルとペパーミントの香りを繋げながら全体をまとめる香りとして使用しました。

しかし、ハーブの使用量が多い場合、ハーブの苦味が目立つことがあります。ハーブの香りを保ちながらも美味しく食べることができるようハーブの量を調整し、香りと味わいのバランスにこだわりました。 開発段階では、サンプルの試食会も設け、「ハーブの香りを感じながらもカレーらしさもあり美味しい」「辛すぎず、甘すぎず3種のハーブを楽しめる」と高評価をいただきました。また、「もう少し味にパンチを加えたい」などのフィードバックもいただきながら、アップデートを重ねています。

活用方法

「スープ仕立てのハーブキーマカレー」は、社員のサポートやPR活動など幅広いシーンでご活用・消費いただけます。

●PR活動
企業説明会や自社営業などで自社の障害者雇用への取り組みの訴求、ステークホルダーへの説明としてご活用いただけます。

●自社ノベルティ・贈答品
お歳暮、手土産など贈答品としてご活用いただくだけではなく、採用イベントの出展、記念イベントの開催などで自社ノベルティとしてもご活用いただけます。

●社員の食事のサポート
リモートワーク社員の食事や、社食のメニューとしてもご活用いただけます。社食のメニューとしてご活用いただく場合、化粧箱無しでの納品も可能です。

●災害備蓄品
社員の災害備蓄品としてもご活用いただけます。年に一度備蓄品を見直し、ローリングストックで消費を促すことも可能です。

実際に「スープ仕立てのハーブキーマカレー」をご利用いただいている企業様では、社員の方の在宅ランチに配布していただくなど、様々な場面でご活用いただいています。

パッケージデザインについて

「スープ仕立てのハーブキーマカレー」は、カレー、デザインともに固定のフォーマットで製造するレトルトカレーとなります。パッケージは、ご自宅のキッチンやパントリー、オフィスなど、どこにでも馴染むようなあたたかみを感じるシンプルなデザインに仕上げました。年齢、性別問わずお手に取っていただきやすいデザインです。

ベースのデザインは固定となりますが、パッケージ表面には自社名を表記いただけます。社名を記載したラベルを作成し、パッケージに貼付いたします。

さらにオリジナリティを出すために「パッケージデザインをオリジナルにしたい」などのご要望にお応えできるよう準備を進めております。

まとめ

「スープ仕立てのハーブキーマカレー」は、お申し込み後にハーブの栽培に取り組んでいただくため、新たにIBUKIをご利用いただいた場合でも、すぐにお申し込みいただけます。

詳細はスタッフからご案内いたしますので、資料請求やご不明点、ご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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Startline編集部

この記事は株式会社スタートラインの社員および専門ライターによって執筆されています。障害者雇用の役に立つさまざまなノウハウを発信中。