車いすテニスプレイヤー髙室 冴綺が小学校を訪問しました~ノーマライズな社会について考える~

障害者雇用支援を通じて“誰もが自分らしく生きる社会“を目指す株式会社スタートライン (本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)に所属する車いすテニスプレイヤーである髙室 冴綺は、一般社団法人スポーツ・オブ・ハート(代表理事:廣道純、以下:スポーツ・オブ・ハート)が企画する「スポーツオブハート小学校プログラム」の一環で、渋谷区中幡小学校の4、5、6年生を対象に出前授業を行いました。

スポーツ・オブ・ハートは、パラリピアンの呼びかけにより障害者も健常者も、国籍も人種も性別の枠を超えてノーマライズな社会を実現するためにスポーツ選手・ミュージシャン・文化人達が共鳴し合い団体・企業・省庁協力のもと「すべての人たちが共に分かち合い心豊かに暮らせるニッポン」を目指すプロジェクトとして活動しています。

今回はスポーツ・オブ・ハートからのご依頼によって、中幡小学校の4年生に向けた車いすテニス体験、4、5、6年生に向けた出前授業を実施しました。

1限目は4年1組の生徒32名を対象に車いすの操作を体験いただきました。初めての車いすの操作に加えて、車いすテニスの試合と同様にラケットを握ったまま操作することに悪戦苦闘する姿がありました。

車いす操作を練習した後は、テニスボールを打ってコーンに当てるゲームをしました。子供たちは、慣れない車いすの操作に奮闘しながら、周りの子供たちからの大きな声援や、髙室からのアドバイスを受けながら、一生懸命に的に向かってボールを打っていました。

3限目は4、5、6年生を対象に、アンプティサッカー選手であるエンヒッキ・松茂良・ジアス様と共に講和を担当しました。

髙室に向けた質問として、子供たちからは「数あるスポーツの中でなぜ車いすテニスを選 んだのですか」「いつもどんな気持ちで試合に挑んでいますか」といった車いすテニスのことに限らず、「車いすで困ることはどんなことですか」「お料理をするときにどういう工夫をしていますか」「もし誰かがしてくれたら助かるものとかありますか」など車いすでの日常生活についても関心が伺えました。

出前授業を終えた髙室は「中幡小学校の子供たちに車いすテニスを少しでも楽しんでもらえたならよかったです。車いすテニスの体験を通して、車いすや障害者のことを知り、何が障害かを考えるきっかけになれば嬉しいです」と感想を述べています。

この度はスポーツオブハート様とのご縁により、中幡小学校の生徒と出会えたことに感謝を申し上げます。

髙室冴綺プロフィール

選手名   :髙室 冴綺(たかむろ さき)
生年月日  :1995年1月2日
障がい   :先天性疾患による、両下肢機能障がい
競技    :女子車いすテニス
ランキング :世界ランキング20位(2023年11月2日時点)
所属    :株式会社スタートライン

取材・撮影

髙室に関する、TV・雑誌・メディア報道関係者様からの撮影や取材のお問合せを随時受け付けています。

【お問い合わせ】
株式会社スタートライン クリエイティブ・ブランディング広報 藤野祐輝
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