【講義実施】多様な農福連携に貢献できる人材育成プログラム@千葉大学

障害者雇用支援コンサルティングを行う株式会社スタートライン(本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)は、2021年10月2日(土)に、千葉大学環境健康フィールド科学センター履修証明プログラム「多様な農福連携に貢献できる人材育成プログラム」の一環として、障害者福祉学に関する講義と屋内農園型障害者雇用支援サービス  IBUKIのオンライン見学を実施しました。

プログラム 概要

本プログラムは、現代社会に蔓延している「バーチャルな環境によるストレスや矛盾」を「植物のリアル」で解消する「多様な農福連携プログラム」を企画・運営できる人材を持続的に育成するシステムを構築する取組です。幼稚園から大学などの教育機関に加えて、企業全般、高齢者・障害者支援施設といった広範囲の機関を対象とし、幼児から高齢者までの生活の質の改善に貢献できる多様なプログラムを企画構築・運営できる人材の育成を目的としています。

千葉大学環境健康フィールド科学センター 概要

「健康に生きる」をテーマに掲げ、環境健康科学、環境園芸学、東洋医学を主軸とした教育研究を通じて、知の創造と育成を行うことで、人々の心と身体を癒す実践の場を地域とともに作り、社会に貢献することを目的として多様な活動が展開されています。


■国立大学法人 千葉大学 環境健康フィールド科学センター
千葉県柏市柏の葉6丁目2-1
TEL  04-7137-8000(代)
FAX  04-7137-8008

詳細は http://www.fc.chiba-u.jp/ よりご確認ください。

フィールド科学センターでの講義

【講師】遠藤 遊(コンサルティングサービスチーム)

ロンドンをはじめとするヨーロッパの演劇文化の学習の為、21歳の頃、単身ヨーロッパをバックパッカーとして旅をするも海外で差別を受けたことをきっかけに差別や偏見の文化に興味を持つ。帰国後、2つ下の重度知的障害及び聴覚障害を持つ妹が日常で差別を受ける場面を改めて目にして、日本社会の障害に対する知識不足を感じたことをきっかけに、妹の生活周辺の施設や設備の見学や、地域ボランティアを経験。
障害者の働き方に興味を持ち株式会社スタートラインに入社。現在は様々な企業の働き方やニーズに応えるサービス、サポート、研修を担当している。

 

 

当社は、日本の障害者雇用の現状、障害者に関連する法律、障害特性などの座学と「障害の医学モデルと社会モデル」についてのグループ討議、最後に屋内農園型障害者雇用支援サービス IBUKIのオンライン見学を実施しました。
今後もこのような貴重な機会を通じて、地域社会への貢献と働く喜びの創出につながる活動に取り組んでまいります。