2020年6月23日(火)に、『こころがふわっと軽くなるACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー) -ガチガチな心を柔らかくするトレーニング-』(著:刎田文記)が、星和書店より刊行されました。著者である刎田は、障がい者雇用支援コンサルティングを行う株式会社スタートライン(本社:東京都三鷹市、代表取締役:西村賢治)の、主幹主任研究員です。この本の内容は日々の障がい者サポートに活かされています。
ACT(※)という心の問題に対処するための心理療法に関する書籍はこれまでも出版されていますが、どうしても専門的な言葉や表現が多用され一般向けには理解が難しい内容という背景がありました。一般向けにわかりやすく優しい言葉で書かれたACTの本を出版して欲しいという、星和書店様からの期待に応えるために書かれた本が『こころがふわっと軽くなるACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー) -ガチガチな心を柔らかくするトレーニング-』になります。
出版にあたり著者の刎田より以下のコメントがありました。
「ご自身が心の問題を抱えたり、あるいは身近な人が心の問題を抱えているときにどのように手を差し伸べたらいいかわからないという場合には、この本を参考にして欲しいと思います。一人一人が心の問題に対する正しい知識を身に着けて、正しい行動ができる世の中になることを願っています。」
※ Acceptance & Commitment Therapyの略称:こころの問題に向き合い、こころとの付き合い方を身に着ける臨床行動分析に基づくアプローチ、最新の認知行動療法
CONTENTS
◆第1章 こころの問題の原因を考える
◆第2章 言語行動-コミュニケーションや思考のツール―
◆第3章 思考、考えることとは?-自分との対話―
◆第4章 言語行動のダークサイド
◆第5章 関係フレーム
◆第6章 こころの問題へのアプローチ:ACT
◆第7章 活力ある生活のために:「価値」とは?
◆第8章 ACTマトリックス
■著書プロフィール
刎田 文記 (はねだ ふみき)
株式会社スタートラインCBSヒューマンサポート研究所。障害者職業カウンセラー。公認心理師。1989年立命館大学卒業。1991年明星大学大学院修士課程修了。日本障害者雇用促進協会(現 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構)での勤務などを経て、現在に至る。専門分野は応用行動分析、言語行動理論、関係フレーム理論、ACT、障害者の職業リハビリテーション。