『多様な働き方』を推進する株式会社ガイアックス。法定雇用率の達成とは関係なく障がい者雇用を推進する総務部マネージャー梅津様に障がい者雇用の現状と、株式会社スタートラインの人材紹介についてお話を伺ってきました。
株式会社スタートラインとの出会い
ガイアックス様とスタートラインとの出会いは2017年1月にスタートラインの運営する障がい者求人サイト『MyMylink(マイマイリンク)』にご登録いただいたことでした。ご登録企業様にお送りしている障がいをお持ちの求職者情報をまとめたメールマガジンに「この方素晴らしい方ですね!ぜひPCスキル等お聞かせください!」とご返信いただいたところから本格的に出会いが始まりました。
ガイアックス様は2017年1月にNagatacho GRIDに移転されビル運営を始めたことがきっかけで、その運営を障がいをお持ちの方にもお願いできないか?と着想され、障がいをお持ちの方の採用を推進されてきました。MyMylinkと出会う前は既に聴覚障がい者を含む男性2名でビルの清掃・管理業務をおこなっていらっしゃり、そこに女性を1名加えることで、男性では目の届きにくいところまで清掃して欲しいという思いがございました。
発達障がい者の採用を決める
今回の募集要件をお伺いしてスタートラインからご紹介したのは発達障がい(ADHD)をお持ちの40代女性Sさんでした。Sさんは、30代後半に発達障がいの診断を受けて障がい者枠での就職にもチャレンジしていましたが、実際に働いてみると“自分の障がいのことを理解してくれない”“ジョブコーチの制度も利用させてもらったが職場の方は迷惑そうだった”と過去の経験から次の転職に不安を覚えていました。そんな方にぜひ紹介したかったのがガイアックス様の職場の雰囲気でした。障がいをお持ちの方の紹介事業を担当する私の思いは、『精神障がいをお持ちの方が、安心して長く働いていける職場を見つけていくこと』で、ガイアックス様のような職場なら、障がいを理解するだけではなく、フォロー体制もしっかりしているので安心して長く働くことができるのではないかと感じていました。2017年4月に面接を開始し、トントン拍子で入社が決まりました。
数ある人材エージェントの中から株式会社スタートラインを
最近は障がい者の就労を支援する行政も後押しもあり、様々な支援サービスがあります。そんな中で株式会社スタートラインからの人材を受け入れてくださった理由はどこにあったのか?
スタートラインは1人でも多くの『精神障がいをお持ちの方の雇用を創出すること』を念頭に置いており、どうすれば精神障がいをお持ちの方を企業が受け入れをしやすくなるのかを考え続けています。障がい名が邪魔をして採用を懸念される企業様に、ただ知識をぶつけて受け入れてもらうのではなく、障がい者専門サポート付きサテライトオフィスを運営することで培われる精神障がい者の雇用ノウハウを活かして、紹介だけでなく定着するまで支援させていただくところをご評価いただいたとのことでした。
つい先日入社1ヶ月目の定着面談にお伺いしてきました。女性の多い職場ということもあり溶け込みやすかったのか、Sさんは職場の雰囲気にすっかり馴染まれており、お仕事を楽しんでいらっしゃいました!一方で自分はきちんと仕事ができているのか、他の人に迷惑をかけていないかと不安そうにお話される場面もありましたが、一緒にお仕事をされる梅津様の評価は非常に高く、そのことを直接フィードバックされるシーンもあり、今後も安心して働かれていくのだろうと感じることができました。スタートラインではこれからも一人でも多くの精神障がいをお持ちの方の採用を進められるよう、企業側の障がいに対する理解を深める活動を行い、精神障がいを持つ当事者のフォローを続けてまいります。
障がい者雇用のことならなんでも相談ください
株式会社スタートラインは、様々な障がい者雇用支援サービスを提供しております。
興味をお持ちいただけた方は、まずお気軽にご相談ください。
StartNEXT!編集部
この記事は株式会社スタートラインの社員および専門ライターによって執筆されています。障がい者雇用の役に立つさまざまなノウハウを発信中。