車いすテニスプレイヤー 髙室 冴綺

Profileプロフィール

車いすテニスとの出会いは18歳のとき

18歳のころまでは健常者と一緒にサッカーやバスケを楽しんでいました。
しかし、高校2年生のころから先天性の疾患の影響によって徐々に足が痛くなり、高校3年生に上がると歩行には激痛を伴うようになりました。
それでも車いすを使うことを受け入れることはできず、しばらくは杖を突いて歩いていました。
すぐに杖を突いて歩行することが困難になり、車いすを使わざるを得ない状況になったものの、現実を受け入れるには時間がかかり「どうせ歩けないし…」という思いから家に引きこもり、何かをしたい、という意欲も希望も持てないでいました。

心配した母親からの必死の声掛けもあり「スポーツ・オブ・ハート」というイベントで、車いすテニスに出会いました。体を動かすことが好きなことを知っていた母親は、”車いすの高室にもできること”を探してきて、外に出るきっかけを作ってくれました。

車いすテニスの試合を見ていると、いつの間にか日本のトップ選手たちと対戦してみたい!という気持ちが自然と湧いてきていました。早速練習に通い出し、高校を卒業した後は、車いすテニスを続けるためアルバイトを始めたことで、スポーツと仕事を両立させることの大変さを実感しました。
そんな時、知人の紹介の縁もあってスタートラインと出会いました。

2017年から本格的に国際大会への出場を開始し、着実に世界ランキングを上げながら、2020年東京パラリンピックでは日本代表として出場を果たしました。

生年月日
1995年1月2日
障害
先天性疾患による両下肢機能障害(1級)
所属
株式会社スタートライン
出生地
東京都
世界ランク
14位(2024年8月現在)

過去の成績

2022年

Victorian Wheelchair Open(オーストラリア)
ITF Georgia Open(アメリカ) 
Cajun Classic (アメリカ)
Can uner Open(トルコ)
Kemal sahin Open(トルコ)
Corendon Airlines Open(トルコ)
Corendon Sport Open(トルコ)

シングルスベスト8
ダブルスベスト4
シングルスベスト8 ダブルスベスト4
シングルスベスト8 ダブルスベスト8
シングルスベスト4 ダブルスベスト4
シングルス優勝 ダブルス優勝
シングルス優勝 ダブルス優勝

2021年

東京2020パラリンピック競技大会
LOUGHBOROUGH INDOOR WHEELCHAIR TENNIS TOURNAMENT(イギリス)
Kemal Sahin Open(トルコ)
Sahin Kirbiyik Open(トルコ)

出場
ベスト8入賞

ダブルス優勝
シングルス準優勝 ダブルス優勝

2020年

Indian wells tennis garden wheelchair championships (アメリカ)
Cougar open wheelchair tennis tournament (アメリカ)
2020Arizona open (アメリカ)
Toyota open international de l‘ile de re (フランス)
French riviera open (フランス)
Prague cup czech indoor (チェコ)
Alanya open (トルコ)
Haydapasha palace open (トルコ)

シングルスベスト4 ダブルス優勝

シングルス優勝 ダブルス1回戦

シングルスベスト8 ダブルス優勝
シングルスベスト8 ダブルス優勝

シングルスベスト4 ダブルス準優勝
シングルス優勝 ダブルス優勝
シングルス優勝 ダブルス優勝
シングルス優勝