支援ノウハウを社会に還元し、多様な人が生きやすい社会の実現を

馬場 拓弥

IBUKIサービスユニット関東 関東第5エリア KASHIWA FARM
ファーム運営責任者 2020年入社

働くことに悩みや課題を抱えている人に向けた価値提供をしたい

 前職は医科大学で5年間、院内カンファレンスの運営サポート、行政手続等のバックオフィス業務や社内外広報の部門で働いていました。やりがいをもって働いていたものの、事務員として患者様に対する支援の限界について感じる場面がありました。
 次第に支援の限界に対するもどかしい気持ちは大きくなり、働き続けることに困難なハードルを感じている方に対する支援をしている会社を探しました。「両立支援」などのキーワードで情報収集している中で、スタートラインのサテライトオフィス に出会いました。前職は 3,000名ほど社員がいたため、数十名の障害者雇用に取り組んでいましたが、障害者に対する支援のノウハウがなく、定着に課題がありました。
 そのため、スタートラインが採用だけでなく、定着や能力開発やキャリア形成まで、障害者雇用の多様な仕組みづくりを行っているという事業内容に大きく共感しました。会社は成長期であり事業の拡大の可能性を感じたことと、障害に対して学術的アプローチをしているという点に独自性を感じ、入社を決意しました。

私たち自身が、働くことが楽しいと感じることができる環境を作る

 関西エリアの立ち上げ期に入社しました。まずは1か月ほどの座学研修で支援技術について学び、OJTを通して様々なケースを経験しながら、適切なサポートを行うための支援技術を磨いてきました。
 入社から9か月が経過したころに拠点の責任者になり 、クライアントとの折衝や拠点運営業務が中心となり、サポートスタッフ時代と比較し視座が上がるようになったと思います。私たちはビジネスとして障害者雇用支援に取り組んでいるため、クライアントに対していかに価値を提供できるか、ということを大切にしています。クライアントは私たちに何を期待しているのかという情報を能動的にキャッチアップして、障害者雇用のパートナーとして良い関係性を構築することを心掛けています。
 また、一緒に働く仲間がパフォーマンスを発揮しやすいように、運営責任者として拠点の全体最適を考え、拠点内のコミュニケーションをとりやすい環境設計を意識しています。それぞれのモチベーションの根源はどこにあるのか、どのような成果や体験がやりがいに感じるのか、しっかりと一人ひとりと向き合うようにしています。そして、悩みや課題を感じているときにその心境を気軽に打ち明けられる心理的安全性の高い場所だと認識してもらい、一緒に働くことが楽しいと思ってもらえることを常に心掛けて取り組んでいます。
 一緒に働くスタッフが、成果が出たことを喜んだり、やりがいを感じていたり、笑顔になっている瞬間が、私のやりがいです。

支援ノウハウを社会に還元することで、多様な人が生きやすい社会の実現を目指す

 将来的に、社員が高いパフォーマンスを発揮できるようになるための環境設計を、考えて実行していくポジションをやってみたいと考えています。例えば、障害者のサポートは正解のないケースに対するアンサーを見つけるために向き合い続ける必要があるため、成功体験を実感するまでに長い時間を要する場合があります。そのような日々の中で、悩みやネガティブな感情が生まれるとその思考に気持ちが引っ張られてしまい、目の前の仕事がしんどくなってきたりもします。そんなときに、前向きに仕事に向き合い続けられる仕組みづくりに、チャレンジしてみたいと思っています。

 また、スタートラインのコアコンピタンスである支援技術は、様々な形で社会に還元していくことができると感じています。人の思考形成プロセスを分析することで、思考の癖を理解でき、人と人が円滑にコミュニケーションをとることができるようになるため、当社の支援技術は人材育成やチームビルディングなどの領域でも効果が見込めると考えています。このような取り組みを広げていく先に、多様な人が共存する社会の中でそれぞれが感じる悩みや課題に向き合う力が醸成され、多くの人がより生きやすいと感じる社会の実現につながると考えています。